ご挨拶
本学会は、医療の質の向上を求めてクリニカルパスをはじめ医療福祉の連携、安全管理など医療福祉の現場における各種の課題の研究・提案を行い、成果を上げて参りました。
日本医療マネジメント学会埼玉支部は2011年に設立され、2012年3月18日にテーマ「頼れる地域医療 安心のきずな」で記念すべき第1回埼玉支部学術集会を行いました。その後地域医療、在宅医療、医療安全、感染管理、医療の質の向上などをテーマとして毎回活発な討議が進められてきました。
コロナ感染症により2021年と2022年は2回にわたりオンラインでの開催となりました。第11回日本医療マネジメント学会埼玉支部学術集会は、上尾中央医科グループ協議会理事長 中村 康彦先生に大会長を務めていただき、テーマ「ポスト・コロナにおけるこれからの医療と経営」とのテーマで2022年3月12日から18日にかけオンラインで開催しました。
諸般の事情により2年にわたりお休みしておりましたが、この度第12回日本医療マネジメント学会埼玉支部学術集会を「医師の働き方改革開始より1年の状況」をテーマとし2025年3月16日に国立病院機構埼玉病院講堂にて開催する事といたしました。
特別講演では、講師に早稲田大学理工学術院教授 棟近雅彦先生をお招きし、医療の質マネジメントについてご講演頂きます。
シンポジウムとして、「医師の働き方改革開始より1年の状況」について、県内急性期病院において働き方改革推進にあたられている先生に発表して頂く予定です。
久しぶりの開催となりますが、本学会の趣旨と活動にご賛同いただき、よりよい医療福祉マネジメントの開発研究に携わるたくさんの方々のご参加をお待ちしております。
日本医療マネジメント学会 埼玉支部長
独立行政法人国立病院機構埼玉病院
院長 細田 泰雄