ご挨拶

 本学会は、医療の質の向上を求めてクリニカルパスをはじめ医療福祉の連携、安全管理など医療福祉の現場における各種の課題の研究・提案を行い、成果を上げて参りました。
 日本医療マネジメント学会埼玉支部は2011年に設立され、2012年3月18日にテーマ「頼れる地域医療 安心のきずな」で記念すべき第1回埼玉支部学術集会を行いました。その後地域医療、在宅医療、医療安全、感染管理、医療の質の向上などをテーマとして毎回活発な討議が進められ、2021年3月14日に第10回目を迎えることができました。
 第11回日本医療マネジメント学会埼玉支部学術集会は、上尾中央医科グループ協議会 理事長 中村 康彦先生にお骨折りいただき、テーマ「ポスト・コロナにおけるこれからの医療と経営」とのテーマで2022年3月12日から18日にかけ埼玉支部学術集会では2回目になりますオンラインで開催しました。
 招待講演では、講師に国際医療福祉大学副学長/厚生労働省初代医務技監の鈴木 康裕先生を迎え「ポスト・コロナ時代の病院経営」についてご講演いただきました。
 また特別講演では、講師に株式会社girasol ヒラソル 取締役の原田 知世之先生を迎え「データから見るポスト・コロナの病院経営」についてご講演いただきました。
 次にオンデマンドシンポジウムとして、看護師編、事務職編、リハビリ編、薬剤師編、ソーシャルワーカー編と職種毎のグループに分かれ「ポスト・コロナにおけるこれからの医療と経営を考える」とのテーマで、様々な病院の方々を迎え講演をいただきました。
 まだまだ先が見えないコロナ禍の中で、昨年に引き続きオンライン開催の実施となりましたが、多くの方に参加いただきました。大変にありがとうございました。また、学術集会会長であった中村 康彦先生をはじめとした職員の方々におかれましては、お忙しい中開催準備に当たっていただいて本当にありがとうございました。この場を借りてお礼申し上げます。
 第12回の学術集会につきましては、新型コロナウイルスの感染状況にもよりますが、詳細が決まりましたら後日お知らせいたします。本学会の趣旨と活動にご賛同いただき、よりよい医療福祉マネジメントの開発研究に携わるたくさんの方々のご参加をお待ちしております。


日本医療マネジメント学会 埼玉支部長
独立行政法人国立病院機構埼玉病院
院長 原 彰男

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